宮城県出身のサンドウィッチマン伊達みきお(47)が東日本大震災から11年経った11日、ブログを更新し、震災と復興についての思いをつづった。
震災以降、12年連続で宮城・気仙沼で同日を迎えていることを明かし、自ら立ち上げた「東北魂義援金」の募金総額が5億円に達したことに感謝。今回は同義援金で気仙沼市に「トレーラートイレ」を寄贈したことも報告した。
▽以下伊達のブログ全文
3月11日。
東日本大震災から11年。
我々は、今日も宮城県気仙沼市に来ております。
あの日もいたから、12年連続で気仙沼でこの日を迎えます。
11年ですね、やはり3月11日はどれだけ時間が経っても色々と思い出す1日です。もう、本当にこの場所が大津波によって甚大な被害をうけた所なのかどうかも分からない程の復興を遂げ、綺麗な街並みになっております。
勿論、地域によっては現在もダンプカーが行き交う沿岸もあります。
特に、福島県の沿岸はまだ時間がかかりますね。原発事故による処理水の問題もあるし、今も立ち入り禁止区域があるなんて…全国の方はどれだけ知っているんだろうか。。みんな頑張っていてもまだ時間がかかるんです。それだけ大きな事故、震災だと言う事。
毎年、改めて思いますが…震災後に全国の方々から支援して頂いた事に対し感謝を忘れずに、これからも東北沿岸の現在を発信して行きます。
コロナが落ち着いたら、是非とも東北旅行にいらして下さい。
今夜は、気仙沼大島にある「休暇村気仙沼大島」に泊まっています。星がめちゃくちゃ綺麗だし、海鮮が絶品です!コロナ禍になる前、毎年開催していた「サンドウィッチマンと一緒に東北へ行こう!バスツアー」も、早く復活したいです。
来年かなぁ。。
震災後、我々が立ち上げた「東北魂義援金」にいつもご賛同ご協力を頂きまして本当にありがとうございます。「トレーラートイレ」を寄贈する事になりました。
今回、第1弾として宮城県気仙沼市に寄贈致します。
今日、気仙沼市役所にお邪魔して目録をお渡しして参りました。
震災直後、避難所に行った時に困っていたのはトイレでした。
水が流れないとか、悪臭がとか…当時、様々な話を避難所で聞きました。
トレーラートイレは、個室が4つ。お尻洗浄機能付きの便器です。内1室はバリアフリータイプです。
きっと、非常時にお役に立てるはずです。
10年過ぎても、沢山の方がご協力して下さる事に心から感謝しております。
和田アキ子さん、中居正広さん、光浦靖子さんや芸能界の先輩方、ナイツの塙くんや狩野くんを始め芸人仲間からも定期的にご協力を頂いております。
我々の単独ライブツアーで、チャリティーグッズを購入して下さった皆様。
全国の皆様方からの、東北魂義援金口座へのお振込みを見ていつも感謝致しております。
ありがとうございます!
しっかりと気を引き締めて、大事に使用させて頂きます。
今回で、東北魂義援金に寄せられた額は総額で5億円を超えました事をご報告させて頂きます。
改めて、御礼申し上げます。