お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(56)が11日、都内で「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」(18~24日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷)のアンバサダー就任記者会見を開いた。

同映画祭は「テレビも、SNSも超えて、映画で伝えたいことがある」をテーマに11作品を上映する。良原安美アナウンサー(26)から「太田さんはドキュメンタリーというと、どういう映画を思い浮かべますか」と聞かれると「映画業界における性犯罪というか、監督がどういう性犯罪をしているかを。ああいうのは許せないですね」と、半分冗談めかしつつも、榊英雄監督(51)が性行為を強要したことが報道されて25日の公開が中止となった映画「蜜月」の話題を挙げた。

自身がドキュメンタリー映画を撮るとしたら「渡部(建)の一日をどんな風にすごしてるんだろうと。渡部と東出(昌大)を交互に」と不倫問題を起こした、アンジャッシュ渡部建(49)と俳優東出昌大(34)をちゃかした。

さらに、相方の田中裕二(57)を「1日追ってみたいですね。田中が仕事以外でどういう生活をしているのか、隠しカメラで追ってみたいですね」と話した。

過去の経験で「1回、立川談志師匠の落語をカメラ7台回して、いろいろな角度から撮って、いわばドキュメンタリー。難しいなと思った。台本があれば、ここでアップ、ここでカットとなるんだけど、7台全部(の映像)を見て、ものすごく時間がかかった、ドキュメントを撮っている人はこれをやっている。判断が難しいだろうな。フィクション以上に難しいな、編集が」と真面目に話した。