NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の14日に放送された第93話の平均世帯視聴率が18・1%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第63話の18・6%だった。

「カムカムエヴリバディ」ヒロイン3世代年表と当時の世相>>

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、ひなた(川栄李奈)と弟の桃太郎(青木柚)が大けんかしていると、錠一郎(オダギリジョー)がトランペットを手に2人のもとへ。トランペットを吹こうとするが、かすれた音しか出なかった。一体なんの冗談かと笑いだす子どもたちに、るい(深津絵里)は、錠一郎がかつてプロのトランぺッターだったことを初めて話して聞かせる。知られざる父の過去を知って驚くひなたと桃太郎。一方、るいは錠一郎のトランペットを諦めたという言葉を、複雑な思いで受け止める。

そして迎えたクリスマスイブの日、るいの前に、突如謎の振付師・サンタ(濱田岳)が現れる。