大手芸能事務所ワタナベエンターテインメント所属芸人らが出場する「ワタナベお笑いNo・1決定戦2022」が18日、都内で開催され、チュランペットが初優勝した。

小学校からの幼なじみコンビは、ファーストステージで「韓国ドラマの見過ぎで片言の日本語になってしまった男」を題材としたコント披露。ラパルフェやちゃんぴおんずを下し、最終決戦に進出。

ニュートンズ、こたけ正義感と対決した最終決戦では「居酒屋」のネタで、審査員と視聴者による全5票のうち、3票を獲得。290組525人の頂点に立った。

優勝を決めると2人は両手をあげて喜びを爆発させ、膝から崩れ落ちて涙を流した。藤並賢一（32）は「やめなかくてよかった！　気づいたらみんな後輩で、優勝しないだろうという空気もあった。やってやりたいと思っていたのでよかったです！　本当にうれしいです」と泣き笑顔で話した。としぱんち（32）「これはキングオブコントにとっておきたい涙なんですけどね」とコメント。

最後には2人そろって「ハッピーホッピーホッピー」とネタに絡めてさけんだ。

審査員長のふかわりょうからも「文句なしの優勝です」と絶賛された。

同大会は、同事務所所属の芸人だけでなく、アマチュアやフリー含めて総勢290組、525人が参加。決勝に進出したのは、Gパンパンダ、ニュートンズ、こたけ正義感、四千頭身、金の国、ゼンモンキー、ラパルフェ、新作のハーモニカ、ちゃんぴおんず、山脇セブンティーン、チュランペット、ファイヤーサンダーの計12組。3ブロックにわかれて、各ブロックの1位同士が最終決戦で王者を決めた。

優勝賞金100万円などをかけて白熱のお笑いバトルを繰り広げた。審査員はふかわりょう、プロデューサーの小松純也氏、テレビ朝日プロデューサー加地倫三氏、プロデューサー佐久間宣行氏が務めた。