次期NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」（4月11日スタート、月～土曜午前8時）の取材会が18日、オンラインで行われ、ヒロインを演じる黒島結菜（25）ら出演者が出席した。

料理人を目指す沖縄生まれの比嘉暢子（黒島）と、その家族の絆を描く物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ドラマを試写したという黒島は「沖縄の美しい自然や、アメリカ統治時代が描かれる。沖縄の歴史を知りながら家族の温かい物語がスタートするんだと、私自身“ちむどんどん”した1、2週目でした」と笑顔を見せた。

料理の特訓もしており、ナイフを使ったにんにくの皮むきでシェフらしい動きを習得。沖縄出身らしく、得意料理は「フーチャンプルーです」と郷土料理を挙げた。演じる暢子は食いしん坊で、豪快な食事シーンも見どころという。黒島は「おいしそうに食べている姿を見て、いいなと思ってもらえたら」と笑った。

暢子の両親を大森南朋（50）と仲間由紀恵（42）が演じる。2人はプライベートでも親交があり「現場に入った瞬間に、夫婦としての空気がまとえた」と大森。仲間も「静かにたたずんでいるだけでも、家族や兄弟を見守る安心感がある」と大森への信頼を語った。暢子の幼少期を演じる稲垣来泉（11）も出席した。