俳優阿部サダヲ(51)が15日、大阪市内で行われた岡田健史とのダブル主演映画「死刑にいたる病」(白石和彌監督、5月6日公開)の特別上映会の舞台あいさつに登壇した。

櫛木理宇氏の同名小説を映画化。世間を震撼(しんかん)させた連続殺人鬼の榛村(阿部)から届いた冤罪(えんざい)証明の依頼をきっかけに、事件を独自に調べ始める大学生の雅也(岡田)が、榛村と事件に翻ろうされていく姿を描く。

白石監督から役作りとして「清潔感を出す」ことを求められた阿部は「歯を白く、ホワイトコートしました。ビッグボス(日本ハム新庄剛志監督)ぐらいに」と笑わせた。

昼は優しいパン店店主、夜は殺人鬼という二面性を持つ役柄だが、映画を見た直後に娘を車で迎えに行ったという阿部は「(娘が)『車に乗りたくない』って」と”乗車拒否”されたことを明かした。