関西文化を発信し、25年大阪・関西万博へつなげようと、吉本興業とチーム関西が共催。笑いと音楽を融合させる野外フェスは、大雨にもかかわらず、午前中から大勢集まった。

メインの「M-Stage」は寄席スタイルで、続々と芸人が登場。浅越ゴエと、吉本興業へ所属したばかりの久代萌美アナウンサーがオープニングを務めた。

「W-zone」では各種ワークショップが開催。「日本郵便・郵便局長が教える! アキナと一緒に絵手紙をつくろう!」に参加したアキナが、取材に応じ、子供たちの話題から発展。笑いの聖地・なんばグランド花月に「託児所を作って」と訴えた。

秋山賢太(38)は19年2月にABCテレビの塚本麻里衣アナウンサーと、山名文和(41)は吉本新喜劇の宇都宮まきと結婚。ともに子供も生まれており、秋山が「保育園通わせようと表、落ちまくったし、本当に足らない。共働きはたいへんやと思って。吉本に『子供を預ける場所作ってほしい』って、言おうかと思って」などと切り出した。

今年4月11日に第1子を授かったばかりの山名も「あ、いいかも」と賛成。夫人も新喜劇だけに、山名は「ロビーに大きなスペースあるから、ちょうどいい。入れ代わり立ち代わり先輩方に見てもらって…。めっちゃ、お笑いの英才教育や!」などと、想像をふくらませた。

今イベントは未来、子どもたちの世代へ向けての意識を高める狙いもあり、2人はSDGsへの思いも語った。秋山は「エコバック当たり前になりすぎて、カバンに2つ1歳半の娘が残したぐっちゃぐちゃのやつ(食べ残し)もアカンと思って、食べてます」。これに山名が「僕も柴犬を飼っていますが、その食べ残しを…」とボケて、笑わせた。