30日に放送された女優広瀬アリス(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(月曜午後10時)第7話世帯視聴率が31日、5・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と発表された。初回から7・0%、6・5%、5・5%、6・0%、5・9%、6・2%だった。

第7話の個人視聴率は2・9%だった。初回から3・8%、3・6%、2・7%、3・2%、3・1%、3・2%だった。

桜沢純(広瀬)は、食器ブランド「相良製陶」の洋食器デザイナー。大事な展示会の仕事を任されるなど若きチーフとして上司からの信頼も厚いが、一方では、アラサーでありながら恋愛経験ゼロ。その上、結婚どころか恋愛への興味もゼロ。仕事も趣味も充実しているから恋なんていらないが、彼女のポリシーだ。

ある日、純は街中でふと目にとまったフレンチビストロ「サリュー」で“1人ランチ”を楽しむ。イケメンのギャルソン・長峰柊磨(松村北斗)目当てに女性客が殺到する人気店なのだが、食べるのが大好きな純は柊磨に目もくれず、シェフの岩橋要(藤木直人)が作った料理に舌鼓を打つ。そして仕事柄、使っている食器のチェックにも余念がない。

第7話では、ギャンブル依存症で施設に入っていた柊磨の母・真弓(斉藤由貴)が施設を抜け出し、柊磨の元へやって来る。本人の強い希望で、しばらく柊磨の家で同居することになるが、奔放なキャラクターの奥に潜む息子への底知れぬ愛と自分に対する強い敵意を感じた純は、不安を覚える。

響子(西野七瀬)は週に1回、「サリュー」の厨房(ちゅうぼう)で要から料理を教わっていた。たとえ恋人にはなれなくても、2人の時間にささやかな幸せを感じていた響子。しかしその直後、証券マン時代に詐欺で有罪になっていた要の過去がネットニュースで取り上げられる。

何も知らなかった純やアリサ(飯豊まりえ)はぼうぜん。店のオーナーである柊磨の父・次郎(小市慢太郎)は、もはや店の存続は困難だと考えすぐに閉店すると宣言。しかし、何としても店を残したい柊磨は次郎にある提案を持ちかける。

だが、「サリュー」は“前科者のシェフがいる店”というレッテルを貼られ、客足が遠のいてしまう。責任を感じた要は、店がつぶれる前に辞めると言い出す。なんとか打開策を模索していた純は、イチかバチかのある作戦を思いつく。