競馬の払戻金に対する巨額の追徴課税を受けたことによる“破産”を報告して話題となったお笑いトリオ、インスタントジョンソンのじゃい(50)が16日、ツイッターを更新。「多くの競馬ファンの声を聞いて、競馬界、競馬ファンの未来のために動くことにしました」と、法律の見直しを求める活動を開始する意向を示した。

じゃいは5日にアップした動画で、税務署から競馬の払戻金に対し「マンションを買えるくらい」の巨額の追徴課税を受けたことを報告。これまで、競馬で買った金額などはしっかりと申告していたことから、税制に納得がいかず裁判も考えたが、判決までに最低6年の期間や、数千万円の経費がかかると言われたことから断念し、「僕のような存在を出さないために、政治家の方なり誰かなりに、この法律を変えてほしい」と訴えていた。

じゃいの訴えはネット上でも話題となり、裁判を後押しする声や、費用を援助したいとする援軍が続々と集まっていた。

こうした状況に、じゃいは「多くの競馬ファンの声を聞いて、競馬界、競馬ファンの未来のために動くことにしました。リスクはありますが、自分がやらないと何も変わらないと思い、覚悟を決めました」と立ち上がり、「自分1人の力ではどうすることも出来ません。皆さんの力が必要です。同じ想いのある方は是非ご協力お願いします」とした。

裁判を起こすのか、署名運動を行うのか、具体的なことはまだ示していないが、「ロビー活動は考えております」という。また「今回の件で寄付を集めることにいたしました」とし、「100円寄付をお願いします。上限は1000円にいたします。法律を見直してもらう為に金額よりも人数が必要です。集まった金額、人数は随時公開いたします。ご協力お願いいたします」と呼びかけた。