水川あさみ(38)が20日、都内で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」アワードセレモニーに登壇。短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」の第4弾で、初監督を務める作品の主演を、夫の窪田正孝(33)が務めることを明らかにした。

水川は、初監督について「すごく貴重な経験をさせていただきました。1番、身近で知っている、監督という職業だったはずなのに、こんなにも知らないんだという発見が、たくさんありました。役者が参加する以前に、たくさん関わって作る段階が、こんなにもあるんだと新たに知ることが出来て面白くやらせてもらいました」と語った。

自身の作品については「ある男の日常の、ワンシチュエーションの話。喜びや悲しみとか、そういうものって、自分の受け取り方次第で自分の見る世界が一変するんだよ、ということがテーマ。誰にでも訪れる日常がテーマ」と説明。その上で、主演について「自分の夫に出ていただきました。1番、気を使わずに演出できるかなぁと思って、彼にお願いしたところ、快く受けてくれましたね」と、照れ笑いを浮かべながら窪田を起用したことを明らかにした。

プロデューサーを務める山田孝之(38)は、第4弾について「ほとんどの作品は撮り終わっているんですけど、まだ一部、完成していない編集段階のものもある。そこが完成したら9作品、どういう順番で並べていくか」と現状を説明。その上で「1年やってきていろいろな作品が生まれてきた。ショートフィルムの可能性を実感できたし、良さ、新しいものへの挑戦、見ることが広がれば良いなと思う」と語った。

また、作品の公式サイトは20日夜「MIRRORLIAR FILMS Season4」の詳細を発表。水川の監督作品のタイトルは「おとこのことを」で、窪田のほか、池谷のぶえとキムラ緑子が出演する。