NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の5日に放送された第62話の平均世帯視聴率が14・8%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・5%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子が勤めるイタリア料理店フォンターナで、調理場のスタッフが3人同時に退職をするという大事件が起こってしまう。通常なら営業することはできない。しかし、オーナーの房子(原田美枝子)は、店は休まないと宣言する。果たして無事に一日を終えることができるのか…。そこで房子が厨房に入り、助ける。

そして夜、暢子と話すために、愛(飯豊まりえ)がやってくる。暢子は愛に「和彦君のことが好き」と伝えるが、きれいさっぱりあきらめると言う。