女優の佐伯日菜子(45)が15日、メディアプラットフォーム「note」を更新。38歳の若さで亡くなった女優の中丸シオンさんを悼んだ。

佐伯は「ご冥福なんて祈りたくなかった。」と題した追悼文を投稿。2013年公開の映画「インターミッション」などで共演し、お互いの舞台を観劇し合うなど親交は深かったが、「闘病なんて知らなかった」という。

「いつも楽しくてちょっと長めのLINEのやりとり、楽しいスタンプ、簡単なケーキのレシピを教えてくれたり子供達のことも気にしてくれて、また当たり前のようにご飯でも食べながらお喋りでも出来るかな。そんな風に思っていた夏の日の本当に悲しく残念で残酷で辛い知らせだった」と突然の訃報を受けたショックをつづり、「中丸シオンさん、ずっと大好き。人は、あまりにも混乱すると耳も目も閉じる。私も45年生きてきて色々なことを経験してきたがこればかりは慣れることがない」と哀悼した。

中丸さんは俳優中丸新将(73)を父に持ち、子役として活躍。04年のドラマ「ウルトラマンネクサス」に斎田リコ役で出演。16年には幸田尚子とアマチュアお笑いコンビ「幸丸事件」を結成し、M-1グランプリやキングオブコントに出場した。

19年には初のヘアヌード写真集「蓮花流水」を発売する一方、ロシア国営テレビ「スパイゾルゲ」でヒロイン石井花子を演じるなど国際派女優としても活躍。同じ事務所に所属の佐藤二朗が主演し、今年1月に公開された映画「さがす」が遺作となった。