NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の22日に放送された第75話の平均世帯視聴率が16・5%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は9・5%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」を歌う。

あらすじは、暢子(黒島結菜)と賢秀(竜星涼)、良子(川口春奈)、歌子(上白石萌歌)の4きょうだいは、ウークイの夜に母・優子(仲間由紀恵)から過去の話を聞いた。母の話を受けて一夜があけ、4人は思いを新たにしてそれぞれの人生の課題に向き合おうとする。そんなとき、和彦(宮沢氷魚)が暢子の前に現れる。そして手を握り「この手を絶対に離したくない」と言う。暢子も「うちは和彦君のことが好き。結婚してください」と告白。和彦は「うん、結婚しよう」と話す。