NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の18日に放送された第94話の平均世帯視聴率が15・8%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・9%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は、自分の店の開業に向けてためていた資金すべてを、賢秀(竜星涼)をだましてビジネスに参加させた黒岩(木村了)たちに渡してしまう。自分の店を諦めようとする暢子に、沖縄やんばるの姉良子と石川(山田裕貴)がある提案をする。家族旅行のために貯めたお金を暢子にあげたのだった。そして暢子はフォンターナで最後の勤務をした。