バーチャルライバーグループ「にじさんじ」が18日、所属するVTuber(バーチャルユーチューバー)アクシア・クローネの活動休止を公式サイトで発表。当人への誹謗(ひぼう)中傷や危害予告に加え、同社への業務妨害行為が続いているとし、法的対処を開始したと報告した。

にじさんじは「この度、弊社所属ライバーのアクシア・クローネは、2022年8月18日(木)より、配信活動を休止することとなりました」と報告し、「2022年春頃より、SNS等においてアクシア・クローネに対する誹謗中傷、悪意に基づく虚偽の情報の流布、アクシア・クローネに関わった他の弊社所属ライバーに対する誹謗中傷や危害予告(以下「誹謗中傷行為等」)がなされ、これが悪化・継続しておりました。そして2022年8月、アクシア・クローネ以外の多くの弊社所属ライバーの配信においても、アクシア・クローネの名前が含まれたスパムコメントが大量に投稿され、弊社の配信事業に対する著しい業務妨害行為が行われるようになりました」と明かし、「アクシア・クローネ以外の他の弊社所属ライバーにも被害が及んだことから、アクシア・クローネより配信活動を休止したい旨の相談があり、本人の心身の健康のためにも、活動を休止するという判断に至りました」と説明した。

これらの被害を受け、「弊社所属ライバーが活動休止に追い込まれた事実を極めて重大な問題として捉えており、こういった卑劣な言動を決して許容いたしません」とし、「弊社はアクシア・クローネと協力のうえ、上記の誹謗中傷行為等及び弊社配信事業に対する悪質な業務妨害行為及び営業権侵害について、顧問法律事務所及び警察と連携のうえ、業務妨害罪を主な根拠とする刑事手続、並びに、発信者情報開示請求及びこれに引き続く損害賠償請求に係る民事手続の双方を見据えた具体的な法的対処を既に開始いたしております」とした。

続けて「今後、他の弊社所属ライバーの配信内やSNS等において、配信活動を含む所属ライバーの活動をいたずらに妨害する意図を持った本件に関連するコメントや書き込み(スパムメッセージの連投を典型例とするいわゆる「荒らし行為」を含みます。)が発見された場合にも上記と同様の対応を講じていきます」と警告。「なお、弊社所属ライバーの虚偽の風説の流布の助長を行い、弊社の配信事業に対する業務妨害行為を行っているインターネットサイト運営者に関しては、発信者情報開示請求を通じて、その人物の特定に至っておりますことを付言いたします」とした。

アクシア・クローネも同日、自身のYouTubeチャンネルで、無期限の活動休止を報告。これまで自身とコラボした相手のYouTubeチャンネルに陰湿なコメントを書き込むなどする一部の過激なファンに悩まされてきたと明かし、注意も繰り返してきたというが、改善されなかったとし、「さっさと離れてくれ!俺の何なんだよ!」と怒りをぶちまけた。