13歳以上19歳以下の女性を対象としたコンテスト「2023 ミス・ティーン・ジャパン」決勝大会が9日、都内で行われ、京都府出身の辻村心響(ここね)さん(17)がグランプリに輝いた。応募総数4719通の頂点に立った。

高校3年生で吹奏楽部の副部長を務めるという辻村さんは「ここまで来るのにつらいことやしんどいこと、学校生活との両立も大変でしたが、家族をはじめ、たくさんの方々に応援していただけました。受賞できたのはみなさんのおかげで、今後の活動で恩返しをしたい。夢に向かって進みたいです」と喜びを語った。

応援アンバサダーを務めた新川優愛(28)からグランプリのティアラをつけられ「テレビ画面でしかみたことがありませんでした」。この日の特技披露では、スネアドラムのソロ演奏を披露した。「吹奏楽部では打楽器全般を担当しています。中学生の時から始めました」。

大学の付属高校に通っており、内部進学する予定だが、将来は女優、モデルを目指したいという。「心響という名前を付けてもらいました。将来は影響力、存在感のある、心に響く女優さん。モデルさんになりたいです」。目標とする芸能人を聞かれると、アンバサダーの新川や平祐奈(23)トラウデン直美(23)の手前「お3人のような」と話したが、トラウデンから「無理しなくていいのよ」と言われ、「小松菜奈さんです。世界観や個性にあこがれます」と語った。

辻村さんについて新川は「ふわっとしたかわいらしさがある。でも、ドラムをたたいている姿は迫力があって、いろいろと変化できる女優さんになるのでは」、平も「京美人で、品があります。私もドラムに魅了されました」。同じく京都出身のトラウデンは「受け答えのコメントがつねに感謝を忘れていませんでした。心優しい人で、きっとスタッフからも愛されると思います。あと、京都の人は冷たい人と思われがちですが、地元の人は温かい人ばかりなので、一緒に頑張りましょう」と話した。

また、準グランプリは埼玉県出身のバーン眞寿璃(マージュリー)さん(13)が受賞した。

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