中山優馬(28)が14日、東京・紀伊国屋ホールで、主演する即興音楽舞踏劇「砂の城」(15~30日)の取材会に出席した。
砂地に覆われた孤島・アミリアを舞台にしたストーリーを軸に、劇中のダンス、歌、歌詞、ピアノ伴奏も即興という意欲作。開幕を控え中山は「新ジャンルと言っていい作品で、いつもの舞台本番前とは違う気持ち。即興で表現できる自分のコンディションを整えていこうと思っています」。また「こんな時期だからこそ、目の前にあることを大事にしなきゃいけないなと思う瞬間がたくさんある。この劇場で、瞬間的な『今』が繰り広げられる作品。この劇場の、この瞬間の、この時間にしかないものを必ずお届けするので、新鮮さを楽しんでほしい」と呼びかけた。
即興はアドリブとは異なる感覚といい、中山は「即興で表現してやろうと舞台に立つわけではない。その瞬間に出てくるものを信じて、それをお届けするという感じです」。この日は作・演出・出演の池田純矢(29)らとメディア向けに数シーンを演じたが、「今日の歌もほとんど聞いたことがない。初めて聞いた歌ばかりでした」と苦笑した。斬新な演劇を生み出した池田については「やんちゃな人だと思う。こんな企画思いついて、やろうとするんですもん。かなり刺激をもらっているし、面白い人だと思う」と語った。
池田は中山を「この先の演劇界をけん引していく存在になると思う、素晴らしい俳優さんの1人」と絶賛。中山の即興については「即興は、急に思いついたことをやるのでは稚拙になる。価値ある状態の即興を届けるには、自分の蓄積の中からしか生まれないと思う。彼の人生そのものが詰まっている作品」と魅力を語った。
岐洲匠、夏川アサ、野島健児、鈴木勝吾、升毅も登壇。



