一般社団法人「クリステル・ヴィ・アンサンブル」代表理事で、フリーアナウンサーの滝川クリステル(45)が10日、東京・代官山の蔦屋書店で、読書犬プログラム普及を目的とした新企画「どくしょ犬って知ってる」を発表した。

読書犬活動とは、適性のある犬と子どもが一対となり子どもが人の評価を受けない環境で本を読み聞かせする活動だ。

滝川は「私たちは保護犬や保護猫の活動を続ける中で、動物虐待防止にも取り組んできました。子どもが生まれ、本の読み聞かせの大切さを実感する中、読書犬のプロジェクトを知り、広めたいと考えています。人と動物が幸せに共生できる社会を目指したいと思います」とあいさつした。

この活動は、セラピー犬を相手に子どもたちが読み聞かせを行うことと、犬への正しい接し方の学習を組み合わせたもの。会見に出席した獣医師の吉田尚子氏によると、読書犬活動は、学ぶ意欲がでる学習面のほか、気持ちが安定するなど人格面でも影響があるという。

この日は、保護犬のサニーを相手に、クリスティアーノ君が絵本の読み聞かせを行った。

さらに、トークショーには、保護犬を飼っているモデルSHIHO(46)も出席。「子どもたちはiPadに夢中だけど、読書犬はそれに勝てると思います。犬に読み聞かせをすることで自分の世界が広がりシェアできる。これはiPadにはできないこと」と話した。

滝川も「読むのが苦手な子どももおり、人前での朗読は緊張する子もいます。それは、自信のなさからくる恐怖感なのだと思います。でも、犬は褒めもしないし、否定もしないので、子どもたちの自己肯定感を高めます」。そして「世知辛い世の中ですが、ワンちゃんといると温かい気持ちになって、心がほころびます」と訴えた。