俳優中島歩(34)が22日、東京・ユーロライブで、映画「さいはて」(越川道夫監督、23年5月公開)公開決定イベントに登壇し、現場でのエピソードを語った。

この日は、ユーロライブにて開催される「越川道夫監督特集映画祭」の最終日で、特別上映の前にイベントが行われた。越川監督は「まさか映画を撮り始めたときに特集映画祭をやってくれると思ってもいなかった」と喜びをかみしめた。

同作は7日間、キャストを入れて7人ほどの少人数で撮影。中島は「タイトルから想起させる、内容的なしんどさもありましたし、短い時間で少人数でやる大変さもありました」。

続けて「ロードムービーでもあったので、移動しながらの撮影も大変でした」といい、中島演じる40歳の塾講師・トウドウを「死に向かう役で、向かう動機があるわけで、果たして自分にとってどういう状況かイメージするのが大変でした」と役作りを振り返った。

長編映画初主演となる、新進女優の北澤響(23)は「お話を頂いたときに、すごくうれしかったと同時に不安だった」と心境を明かし「自分の全てを差し出そうと思って、そういう気持ちで挑みました」と笑顔を見せた。

中島との共演を「一緒にいてくれる方」とした上で「お芝居しているときに、ちゃんと一緒にやってくれている感じがして、引き出してくれました」。

越川監督も同作公開決定に「2人をぜひ見てほしい。どんなに良い役者でどんなに良い演技かを見てくれたら、それだけでうれしい」とアピールした。

同作は夜の街で出会った、うつろな女性と秘密を抱える塾講師の幻想的かつノスタルジックな逃避行を描いた。