俳優北村匠海(25)と中川大志(24)が小学生時代から続く絆を明かした。

19日、都内でダブル主演映画「スクロール」(2月3日公開、清水康彦監督)の完成披露舞台あいさつに出席。2人は同じ事務所所属で、学年も1つ違い。北村が小学5年、中川が小学4年の頃に出会って以来、同じレッスンやオーディションを受けるなどして切磋琢磨(せっさたくま)してきたという。

今回ダブル主演となり、北村は「(2人で演じる)ユウスケと僕というのは表裏一体でひとつなので、僕らでやれているのかなと。きっとこういう形で共演するのが宿命というか運命というか、この作品でよかったなと思います」と語った。中川も「10代の頃は同じオーディションに行って同じ役を奪い合って、どちらかが受かってどちらかが落ちてを繰り返してきた仲です」と振り返り「そのあともお互い、意識する存在というか。匠海が頑張っている姿を見て、頑張ろうと思える。こうしてダブル主演を務めることができて感慨深いというか、すごく思い入れのある作品だと思います」と話した。

この日は2人のほか、松岡茉優(27)、古川琴音(26)、清水監督も登壇した。