竜星涼(29)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「スタンドUPスタート」(水曜午後10時)第2話が25日に放送され、平均世帯視聴率が3・8%(関東地区、速報値)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話は4・1%だった。

平均個人視聴率は2・1%。第1話は2・3%だった。

同局系連ドラ初主演の竜星は、投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽を演じる。自称“人間投資家”として、仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人、過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資する主人公を描くビジネスストーリー。

原作は「ドロ刑」の福田秀が描く「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で現在も連載中の同名大人気コミック。竜星をはじめ小泉孝太郎、THE RAMPAGE吉野北人、小手伸也、乃木坂46山下美月、水沢林太郎、雨宮天、塚地武雅、安達祐実、戸次重幸、鈴木浩介、高橋克実、反町隆史らが出演する。

第2話では、大陽は、兄の大海(小泉孝太郎)が社長を務める「三ツ星重工」の定例株主総会に出席。4年前、大海にリストラされた造船所の現場責任者・武藤浩(塚地武雅)を起業させると宣言する。「リストラだって次へのスタートアップ。人は資産なんだ」という大陽に対し「起業はばくちの世界。人は強いリーダーを求めている」と返す大海。三ツ星重工の副社長で、大海と大陽の叔父である義知(反町隆史)は、そんなふたりのやりとりを楽しそうに聞いていた。

その数カ月ほど前、大陽は、イベント会社「エンジョイ・メーカーズ」の副社長・福島あかね(岡本玲)に声をかけていた。「エンジョイ・メーカーズ」は、社長の東城充(野村周平)が大学時代に同級生のあかねに声をかけて起業した会社だった。だが、今ではロックフェスなどの大きなイベントはすべて東城が仕切り、あかねは創業当時から世話になっている地方の会社や町内会などとのファクスで小口案件のやりとりのみを命じられていた。そんな中、東城は、あかねに相談もなく勝手に子会社を作り、持ち株比率を自身が80%、あかねを20%として、彼女をそこに追いやってしまう。

同じころ、大陽は、大学の起業サークルに所属する立山隼人(水沢林太郎)と、その仲間のギャル3人組と知り合う。