女優北川景子(36)主演のフジテレビ系連続ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(月曜午後9時)の第5話が6日に放送される。

北川は同局看板ドラマ枠「月9」出演5作目にして初の主演を務め、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(ひいらぎ・しずく)を演じる。柊木と周囲を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメントドラマ。

柊木と正反対のキャラクターで、判例オタクの天才教官、藍井仁は山田裕貴(32)が演じる。裁判官や検察官、弁護士などの“法曹界”を目指す学生たちが通う法科大学院(ロースクール)「青南ロー」が舞台となる。脚本は「ラジエーションハウス」シリーズの大北はるか氏と神田優氏が務める。

第5話では、柊木は藍井が実施したゼミ選抜の結果が気になっている中、藍井は翌週まで合格発表を延期した。照井雪乃(南沙良)、真中信太郎(高橋文哉)らも発表の延期に疑問を抱いていた。

そんな中、柊木は真中に自宅の門にかかっていたというハトのレプリカを見せられた。イタズラにしては悪質な出来事を、柊木は「何かの罪に問えるか」と学生たちに問う。すると水沢拓磨(前田拳太郎)がバイト先のマンションにカラスの死骸が落ちていたことを思い出し、天野向日葵(河村花)も自転車のサドルに鳥のふんがついていたこと、そして桐矢(前田旺志郎)は郵便受けに複数の黒い折り鶴が入っていたことを明かす。

わずかではあるものの、鳥に関連した嫌がらせに疑問を持った柊木は、藍井にも学生たちの身の回りで起きたことを相談。しかし、誰にでも起こりうることが重なっただけだと取り合ってもらえなかった。

イタズラについて考えながら学内の売店に向かった柊木はそこで雪乃に出会うが、痴漢被害に遭ったと話す女子学生の声に反応した雪乃はおびえてしゃがみ込む。過呼吸になる雪乃を落ち着かせるために背中をさすろうとする柊木。だが雪乃はその手を払いのけてその場を去ってしまった。

真中は学生たちに藍井ゼミ選抜テストの自己採点結果をリサーチして回った。そのさなか、雪乃に会うとイタズラの件を話す。すると雪乃は、自身のカバンにも身に覚えのない鳥の写真が入っていたと明かした。