国生さゆり(56)が11日午前、ツイッターで、1986年(昭61)2月1日にリリースされた代表曲「バレンタイン・キッス」で得られる印税が、現状「年間100円単位」と明かした。

「バレンタイン・キッス」は、アイドルグループ・おニャン子クラブからのソロデビューシングルで、毎年、バレンタインデーが近くなると、ちまたで決まって流れる風物詩のような1曲だ。国生は11日午前、一部のツイッターユーザーが「バレンタイン・キッス」のレコードのジャケット写真とともに「バレンタインデーがなくならない限り、国生さゆりは歌唱印税で食べていける」とツイートしたことに反応。

「歌詞印税のみなので、年間100円単位 食べてはゆけぬ」

とツイートした。これには、投稿したユーザも「なんと?!」と驚いた。

印税は、メジャーの楽曲の場合、1曲売れるごとに約3%が、楽曲の作詞者と作曲者に1・5%ずつ支払われるのが通例だ。これが「著作権印税」で、「バレンタイン・キッス」の場合、作詞の秋元康氏と作曲の瀬井広明氏に支払われることになる。

加えて、楽曲を歌唱した歌手や楽曲の演奏者には、別途「アーティスト印税」が支払われる。これはキャリアなどにもよるが、新人の場合は1%程度が目安とされている。