不倫を報じられた声優の櫻井孝宏が主人公役を務める予定だった「劇場版モノノ怪」を降板することがわかった。制作会社のツインエンジンが28日、キャスト変更および公開延期を公式サイトで発表した。

同作は2007年にフジテレビ系で放送されたテレビアニメ「モノノ怪」の完全新作エピソードとなる劇場版で、2023年公開予定だった。また、櫻井が担当する予定だった主人公・薬売り役のキャスト変更について、同社は「舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描こうとしております。その作品性の観点からの決断となります」と説明。「ファンの皆様にはお詫び申し上げるとともに、変わらぬ応援をいただけますと幸いです」とした。

公開時期および新キャストについては「夏頃にはお知らせできる予定です」とのこと。「スタッフ一同、作品制作に邁進してまいりますので、準備が整うまで今しばらくお待ちください」と呼びかけた。

櫻井は昨年9月、既婚であることを隠して番組の放送作家の女性と交際していたことが「文春オンライン」で報じられのに続き、今年1月にも「第3の元恋人・B子さんが告発する“15年の裏切り”と“不誠実メール”」などと報じられた。