シンガー・ソングライターKAN(60)が18日、がんに罹患(りかん)したと公式サイトで発表した。

KANは「突然ですが、どうにも洒落にならない御報告です。『がん』が見つかりました」と文書で報告。胎児と母体を結ぶ卵黄管が出産後も小腸に残った部位に発症した「メッケル憩室がん」と診断されたという。今後は「治療最優先」とし、4月からのツアーは中止。レギュラーラジオ2本は継続出演する。「どうか、心配ではなく、どうぞ、楽観していただければと思います。皆さまに楽観していただけることが、きっと大きなエネルギーになる、そんな気がしています」とコメントを寄せた。

この日放送のラジオ番組でも病気に触れ「胃の痛い感じがず~っと何週間も続いて、おかしいかなと」と昨年10月ごろの症状を説明。「演奏に関しては未定です、今後」としながらも「恋の病かなと思った」と冗談もまじえ明るく報告した。