松山ケンイチ(37)が23日、都内で主演映画「ロストケア」(前田哲監督、24日公開)公開前夜舞台あいさつに出席した。

同作は、早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見され、捜査線上に浮かんだセンターで働き介護家族に慕われる献身的な介護士・斯波宗典(松山)と、長澤まさみ(35)演じる、法の名のもとに斯波を追い詰める検事・大友秀美との緊迫の戦いを描く。

前日にWBCで侍ジャパンが優勝したことについて問われた松山は「完璧ですよね。完全勝利ですよね」と選手たちをたたえた。この日の夕方に行われた選手の記者会見も見ていたといい「スーツ着ているんですけど、野球少年が全員目キラキラさせてしゃべっているようにみえました」。さらに「完璧に勝ったチーム(侍ジャパン)に(壮行試合で)勝った中日、どうなっているんですかね、すごくないですか?」と掘り下げて笑いを誘った。長澤は「やっぱり村上(宗隆)選手が本当に決めてくれていて、すごいなって思いました」と振り返った。

鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、加藤菜津、柄本明、前田監督も出席した。