戴冠式を翌日に控えた5日、チャールズ英国王や王室関係者は息子のヘンリー王子(38)が出席をドタキャンするのではないかと疑っていると英デイリー・エクスプレス紙などが報じた。同紙によると、米カリフォルニア州に移住した王子は、妻メーガン妃と2人の子どもを自宅に残して単身で出席することを発表しているが、いつ英国入りするのか詳細は明かしていないという。
王室専門家のニール・ショーン氏は、米フォックスニュースに「非常に信頼できる情報筋」の話として実際に王子の姿を見るまではロンドンに来ると信じていないと述べている。戴冠式という歴史的な大舞台を前に、国王をはじめバッキンガム宮殿がどのフライトで何時に王子がロンドンに到着するのか分からない状態であることを、王子と妃による「土壇場での権力闘争」だと伝えている。また、同氏は王子が姿を見せなかった場合、「さらに(夫妻の活動が)宣伝される可能性がある」とも主張している。
一方、英サン紙は5日午前にウインザー城からほど近いファーンバラに到着した米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外ヴァン・ナイス発のプライベートジェット機で、王子は秘かに英国入りしたのではないかと伝えている。ヴァン・ナイスは王子一家が暮らす自宅から車で1時間半ほどの距離にあるため、搭乗していた可能性は高いが、搭乗者リストに王子の名前があるのかは確認できておらず、実際に英国入りした姿も目撃されていない。
戴冠式は現地時間6日午前11時にウェストミンスター寺院で行われ、午後1時に終了した後はバッキンガムまでパレードが行われることになっている。6日は長男アーチー君の4歳の誕生日であることから、同日中に帰国するため王子は戴冠式が終わった2時間後には機上の人になっているだろうと伝えられており、滞在時間わずか24時間のとんぼ返りになると予想されている。
王子は戴冠式で重要な役割を果たす可能性は低く、パレードやバッキンガム宮殿のバルコニー登場に参加することはないと見られている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)



