NPO本屋大賞実行委員会は19日、全国の書店員が選ぶ「Yahoo!ニュース本屋大賞 ノンフィクション本大賞」の実施中止を公式サイトで発表した。

同委員会は「2018年以来過去5年間続いてきた『Yahoo!ニュース-本屋大賞 ノンフィクション本大賞』ですが、運営体制の変更により、残念ながら2023年度から実施を中止することとなりました」と報告。「本屋大賞実行委員会としては、改めて体制を整え『ノンフィクション本大賞』の実施再開を目指しております」とした。

これまでの大賞受賞作品は、角幡唯介氏「極夜行」(文藝春秋、2018年)、ブレイディみかこ氏「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮社、2019年)、佐々涼子氏「エンド・オブ・ライフ」(集英社インターナショナル、2020年)、上間陽子氏「海をあげる」(筑摩書房、2021年)、川内有緒氏「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」(集英社インターナショナル、2022年)。