米歌手ビリー・アイリッシュ(21)が、デビュー当時と比べてイメージが変わったことに「売れ残り」と烙印を押した人たちを痛烈に非難した。

オーバーサイズのダボダボなシルエットが特徴的なファッションがトレードマークだったアイリッシュは、大人へと成長する過程でこの数年は女性らしいスタイルやセクシーな雰囲気の衣装を着用することが増えている。そんなアイリッシュに対して一部ファンからは拒否反応もあり、過去にも「胸を出すようなファッションを披露して10万人のフォロワーを失った」と明かし、世間が自身の過去のイメージに執着していると反論していた。

今月始めに行われたファッションの祭典メットガラにセクシーな黒のシースルードレス姿で登場して反響を呼んだアイリッシュは27日、インスタグラムのストーリーに複数の自撮りを投稿し、5年間のキャリアの中で自然にスタイルが進化していったコメント。アンチに向けて「女性には多面性があることを知ってた?」と反論メッセージを投稿した。

「キャリアの最初の5年間は、少年のような服装をしていたことで、“もっと女性らしくふるまえば、もっとセクシーなのに”と常にあなたたちみたいな愚か者たちに言われ続けてきた」というアイリッシュは、女性らしい、身体のラインがでるような服を着ることが心地よくなり、変わったら、今度は“売れ残り”“何があったの?”と批判されると吐露。「馬鹿じゃないの」「女性嫌いの変人」と自身の容姿を批判する人たちを痛烈に皮肉った。(ロサンゼルス=千歳香奈子)