お笑いコンビ見取り図のリリー(38)が31日、TBS系朝のバラエティー番組「ラヴィット!」(月~金曜午前8時)に生出演し、71万5000円のピカソの作品を購入した。

ピカソの作品に触れたいと申し出たリリーは、「もちろん美術館では見たことがあるんですけど、触ることってできないじゃないですか。だからちょっとマジで買いたいなって思って」と言い、その購入予算が100万円であることを明かした。

そんなリリーのために、スタジオには「立つ裸婦」「平和の鳩」「想像の中の肖像」の3点のピカソの作品が用意され、その中から購入する作品を選ぶことに。リリーに心から欲しいと思う作品を購入してもらうために、その値段は伏せられた状態で吟味することになった。

リリーは「一番自分の中のイメージと近い」と言って「想像の中の肖像」を選択。その値段は71万5000円であった。

作品の値段が、自身の設定金額を下回ったリリーは、真剣な表情でその購入を検討。その後、力強く「買います!!」と言い放ち、決断を下した。

ピカソの直筆のサイン、日付、ナンバリングが記されたこの作品は、世界に250枚限定の色鮮やかな版画で、ピカソの晩年の集大成な1枚であると紹介された。

残りの2つの作品の値段も明かされ、「立つ娼婦」が660万円、「平和の鳩」が1650万円であった。この金額を知ったリリーは「危ねえ~」と言って安堵(あんど)の表情を見せた。