リリー・フランキー(59)が31日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系月~金曜午後1時)に15年ぶりに出演、過去の貧乏話を明かした。

「15年ぶりとはあっという間でした」と振り返り、今年還暦を迎えるにあたり、数々の映画で賞をとるなど多彩な活躍をすると紹介された。

黒柳徹子から、「27歳まで、無職でブラブラしていた」と振られると、「自由が丘に住んでいた頃は、電気、ガス、水道、電話全部止まっていた」と振り返った。「トイレに行くのにトイレットペーパーを持参。近所の九品仏にあるお寺の公衆便所まで行っていた」と明かした。「今考えると将来に不安はなかった」。「ある程度食べれるようになると、将来のことが不安になる」と話した。

1人暮らしの中でも、コロナ期間中は、「何の苦でもなかった。あの期間は自分が怠け者だった頃のことを思い出した」とし、「働き過ぎていた」とブラブラと貧乏生活をしていた頃を思い出し、コロナ期間を乗り越えたことも明かした。

書き物をしているときは、「3日間外に出ないときもあった」と自宅にこもり、深夜まで起きているとした。「すごい起きている時は、昼過ぎくらいまで起きているんです。だからぼくにとって『徹子の部屋』は深夜番組なんです」と、「深夜番組なのでエロチックな目でみてますよ」と冗談ぽく語った。徹子もあっけらかんと、「じゃあもう少しエロチックにしたほうがいいかもしれない」と返すと、リリーも「それは僕も助かります」と笑った。