元名人の加藤一二三九段(83)が1日、自身のツイッターを連続更新し、藤井聡太新名人(20)誕生を祝福した。

午後6時55分には「藤井聡太新名人 おめでとうございます」と投稿。午後7時38分には「伝説の第一手の 相手であった者として 深い感慨に包まれ 目頭が熱くなるばかりです」とつづり、1分後の同39分には「聡太 おめでとう(赤丸に祝の絵文字6個)!」とかぶせた。

勝者をたたえるだけではない。同44分には名人を失冠した渡辺明九段(39)には「見事な激闘 心よりお疲れさまでございました」と健闘をたたえた。

さらに午後8時24分には、また長文で藤井新名人を祝福した。

「藤井聡太新七冠にとっては 或いはこれは 壮大で偉大なる物語の 第一章に過ぎないのかも 知れません… 天高く翔ける昇龍の 勢いそのままに 私達の未だ到達し得ない 地平を目指して 夢の物語の続章を紡いで戴き 日本文化としての 将棋の芸術的価値を より熟成して戴けるものと 心より確信しております」

流れるような名文に同ツイッターには「ひふみん先生の文章美しい」「素晴らしいコメント!」「より一層の将棋の興隆を期待しています」などと書き込まれていた。