英国のヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)夫妻が、英王室を批判する暴露を止めると報じられたことに、昨年9月に死去したエリザベス女王と親しい関係者が「女王が最期を静かに過ごすため、生涯を終える前の数か月間こそ2人はおとなしくしているべきだった」と激怒している。夫妻は話すべきことはもうないのでネットフリックスのドキュメンタリーや暴露本は作らない意向だと報じられたこと対し、王室を離脱した夫妻が王室攻撃を続けたことで女王に心労を与えたと匿名の関係者が米オンラインメディアのデイリー・ビーストで非難した。

関係者によると、ヘンリー王子夫妻も出席した6月に行われた女王の即位70周年を祝う祝賀行事の頃にはすで体調がかなり悪かったといい、そんな中で夫妻は口を閉じる代わりに女王のライフワークを攻撃する番組を制作し、インタビューに応じていたと批判。「祖母が夫をつい最近亡くしたばかりなだけでなく、女王自身の死期も近づいていることを王子も知っていたはず」と述べ、その最中に暴露本を執筆していると発表した残酷さに息が止まりそうだったとコメント。

夫妻が沈黙するという話は信じられないとした上で、「例えそれが真実だとしても、多くのダメージを与えた後でいまさら黙ったところで、女王の晩年に彼らがしたことに対して女王の友人たちが感じた怒りや嫌悪感を和らげることはできない」と、痛烈に夫妻を非難した。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)