米動画配信サービス大手ネットフリックスが、契約打ち切りの可能性が取り沙汰される英国のヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)夫妻と良好な関係であることをアピールした。夫妻は2020年に2000万ドルの契約を結んだ米音楽配信大手スポティファイとの契約が打ち切られて以降、ネットフリックスとの関係も危機的だと伝えられていた。21年に夫妻と推定1億ドルの大型契約を夫妻と結んだと言われるネットフリックスは、未払い金5000万ドルを満額受け取りたいなら「もっと素晴らしい企画」を出すよう求めていると一部メディアが報じるなど、契約を更新しない可能性が浮上していた。

ネットフリックスの広報担当者は、米エンターテイメント・トゥナイトに「(夫妻の制作会社)アーチウェル・プロダクションとの結びつきを大切にしています。(夫妻のドキュメンタリー)「ハリー&メーガン」はネットフリックスのドキュメンタリー史上最大のデビュー作になった」とコメント。「彼らとのエキサイティングな旅はすぐには終わりません」と述べ、近日公開予定の王子が自ら設立した負傷兵による国際スポーツ大会を題材にしたドキュメンタリー「ハート・オブ・インビクタス」を含む複数のプロジェクトが現在進行中だと話し、契約打ち切りの臆測を否定した。

昨年末に配信された「ハリー&メーガン」は、ドキュメンタリー番組としては同サービス史上最高のヒットとなったが、王室批判を繰り広げてきた夫妻はネタ切れのため今後ネットフリックスのドキュメンタリーや暴露本は作らない意向だと報じられていた。

夫妻は、高額な契約金に見合う結果が残せなかったことでスポティファイとの契約を打ち切られたと伝えられており、影響力の低下も指摘されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)