元参議院議員のタレント西川きよし(76)が28日、都内で、芸能生活60周年記念、初の自伝「小さなことからコツコツと」(文芸春秋)発売&「西川きよしプレミアム大感謝祭」発表会見を開催した。スペシャルゲストとして、ケンドーコバヤシ(50)ミキの昴生(37)亜生(34)も出席した。

この日、初の自伝発売を迎えた西川は「3年かかったぁ。ホンマ難しい…書ききられへん、60年」としみじみと語った。

当選3回の参議院議員時代については「刑務所とか拘置所とかに行ったり、老人ホームに行ったり。いい勉強になるわぁ。なんと無謀なことをしたんでしょう。70万票入れなあかんかった。答えを皆さまにいただくわけですから。当選させてもらって。一生懸命させてもらった。ジョン万次郎の気持ちが分かった」と回想した。

愛妻ヘレンへの思いも語った。自伝内では愛妻との出会いが克明に書かれているという。ヘレンが体調を崩し、西川が看病したところから始まった。出会った当時を振り返り「ヘレンの話を聞いて180度、人間変わりました。この幸せにするのは西川きよしや、と」と言葉に力を込め、「57年一緒にいるからね。頭上がるかいな。ええパートナーやがな」と感謝した。

76歳の西川は元気いっぱいだった。7月2日には77歳の誕生日を迎える。せっかくのメモリアルデーだが「その日、マネジャーが東京で仕事入れてるんですよ。誕生日で77歳は空けといてほしかったなぁ」としみじみ。ケンドーコバヤシによると「人間ドックは問題なし」。西川も「嫁はんの食事が大事」と打ち明けた。スペシャルゲストとして登壇したミキに対しては「弟ほとんどしゃべらへんなぁ」とツッコミを入れた。自伝の中で「3人のことは書いてません」とバッサリ。

最後、「この本が売れた印税は寄付させていただきたいと思います。鶴の恩返しではありませんが、目玉の恩返しです」と締めくくると、ケンドーコバヤシからツッコミが。「僕にちょっと回してください」と言われると、「回しません」と毅然(きぜん)と切り返した。

7月からスペシャルライブ「西川きよしプレミアム大感謝祭」を全国6カ所で開催する。

◆西川(にしかわ)きよし 本名西川潔。1946年(昭21)7月2日、高知市生まれ。66年に故横山やすし氏と「やすしきよし」を結成し、70年上方漫才大賞、79年上方お笑い大賞など受賞歴多数。86年参院選に無所属で出馬、当選。04年7月の参院選に出馬せず、政界を引退。現在も福祉活動に力を入れている。家族は妻でタレントの西川ヘレン、俳優の長男忠志、タレントの長女かの子、元俳優の次男弘志。