武田鉄矢(74)が6日、東京・新宿文化センターで行われたMCを務めるBSテレ東の人気歴史情報番組「武田鉄矢の昭和は輝いていた」(金曜午後8時)の放送10周年記念コンサートの取材会に出席した。

武田は「10年続いたというキャリアも含め、安堵(あんど)と一種の誇りを持てております」と喜び「そんなに手を抜かなかったぞという矜持(きょうじ)があります。取り扱っているネタ、昭和という時代がどこを切り取っても振り返るに値するものではなかったかと。昭和という時代に感謝する次第でございます」と語った。

番組では昭和を象徴する「人」「モノ」「出来事」から毎回1テーマを掘り下げ、当時を振り返りながらその魅力を届けていく。武田は番組が続いている理由を問われると「もうネタはなくなると思うのですが、(スタッフが)よく見つけてくるんですよ」と笑わせつつ「スタッフの斬新な昭和への切り口には感心することがあります。でも、ズバリそれも昭和という時代がネタだからこれほど扱えるんですよね」と話した。

記念コンサートにはゲストとして天童よしみ、鳥羽一郎、水森かおり、パク・ジュニョン、島倉りか(BEYOOOOONDS)、新浜レオン、そして武田も所属する海援隊が出演。それぞれの持ち歌のほか、美空ひばりやテレサ・テン、西城秀樹、中森明菜ら各アーティストが推す往年の名歌手の楽曲も披露した。

自身の“推し”を聞かれた武田は「最近、気になり始めたのは三波春夫さん。あの人に関しては大変なものを見落としていたのではないかという気がして」と語り「あの人の歌声はただものじゃねえぞと。そんな思いですね。美空さんに引き続いて、三波さんというのを番組の中で追跡できればと思います。乞うご期待」と話した。

取材会にはゲスト出演したアーティストも登壇した。パク、新浜、島倉の3人は番組初出演。パクは「憧れの番組でしたので、出演がかなってうれしいです。今日は眠れないです」と笑顔をみせ「これからも昭和を生きてない僕からでも名曲をみなさんにお届けできたらなと。自分なりに解釈して、新しい感じでみなさんと歌い続けられたらと思います」と力を込めた。

新浜も番組出演を喜び、“推し”として歌った西城秀樹さんの楽曲について「西城さんがいらっしゃったから今の新浜レオンがあります。とにかく先輩方がいらっしゃるからこそ今があると忘れずに歌い継いでいきたい」。

昭和歌謡好きの島倉はコンサートで中森明菜の「スローモーション」、松田聖子の「渚のバルコニー」なども披露。「豪華な出演者のみなさんと共演できて昨日は全然眠れませんでした」と話し「昭和の名曲をたくさん聴くことができてタイムスリップしたような気分になりました。昭和の楽曲を自分と同世代の方にも知ってもらえるような、つなぎ役になりたいなと思っているので、これからも昭和の名曲を伝えていきたいなと思います」と意気込んだ。

取材会には武田と共にMCを務める繁田美貴アナウンサーも出席。コンサートの模様はBSテレ東にて、10月6日と13日の2週連続で放送する。