9月も後半ですが、私はいまだに夏の感動に浸っています。そう、夏の高校野球甲子園大会です。

今年の甲子園大会期間中、私は大阪の朝日放送テレビが制作する番組「熱闘甲子園」に応援ディレクターとして3週間ほど派遣されました。代表校の練習や宿舎での取材、甲子園でカメラマンへの指示出しや試合後のインタビューなどを担当。さらにSNS限定ですが、ナレーションも担当するなど多岐にわたり仕事をしました。スタッフ一丸で力を合わせて放送に向けて仕事をする雰囲気に、高校野球同様の一体感と熱量を感じ、非常に刺激を受けました。小さなころから憧れだった番組で仕事ができたことは本当に夢のようです。

中でも印象に残ったことが2つあります。1つ目は東京学館新潟高校のキャプテン八幡選手と祖母の絆を番組で取り上げたことです。このエピソードは新潟大会後に自分が取材したものですが、それを全国放送される「熱闘甲子園」でも取り上げてもらったことはうれしい出来事でした。

もう1つが鹿児島代表・神村学園をベスト4に導いた左腕・黒木陽琉投手の取材です。準々決勝前日の取材で、入学直後に大きなケガを負い、医師から「もう野球ができないかもしれない」と言われたこと、苦しいリハビリを乗り越えてきたことを語ってくれた黒木投手。準決勝敗退後の宿舎で、けがの間も支えてくれた母に「ありがとう」と感謝の思いを伝えた姿はきっと忘れることはないと思います。

素晴らしい経験をさせてもらったことに感謝すると同時に、この経験を新潟で生かせるようにまた頑張っていきたいと思います。それでは、「熱闘甲子園」また来年!(新潟テレビ21アナウンサー)