舘ひろし(73)柴田恭兵(72)が演じるタカ&ユージのコンビが帰ってくる。

人気シリーズの最新映画「帰ってきたあぶない刑事」(原廣利監督、24年5月24日公開)の製作発表会見が1日、都内で行われた。16年1月公開の映画「さらばあぶない刑事」以来、8年ぶりのシリーズ作品となる。浅野温子(62)仲村トオル(58)も出席し、昭和、平成、令和と時代が変わっても変わらぬ4人のやりとりが繰り広げられた。

タカ、ユージを演じる舘、柴田は映画さながらにサングラスをかけて登場。86年のドラマ開始から出演するメンバーを見て、舘が「この4人は最強。最強のメンバーに再び出会えてうれしい」と言えば、柴田も「『さらば-』でおしまいだったんじゃないの? と最初は言いましたが、舘さんに会いたいな、トオル君、あっちゃんとお芝居したいなって」と、再結集を喜んだ。

前作のラストでタカとユージは刑事を引退し、ニュージーランドで探偵事務所を開いた。新作では横浜に戻り「T&Y探偵事務所」を開いている設定だ。舘は「帰ってきちゃってすみません!」と言い、作品恒例の全力疾走シーンを撮り終えたばかりという柴田は「絶対テロップ入れてくれと言ったんです、『72歳と2カ月』って」と笑わせた。

新作オファーに浅野は「マジ? と思いました」と驚いたとし「また8年後にやるのかな」と早くも次作を期待した。仲村は「何回帰ってくれば気が済むんだと思いましたけど、うれしかったです。自転車の乗り方を忘れないように、舘さん、柴田さん、浅野さんに会うと、あの時のポジションに戻ってしまう」と苦笑いした。仲村のツッコミに舘が立ち上がったり、柴田がフォローしたり、浅野が破壊力抜群の役柄をイジられるなど、終始笑いの絶えない会見となった。

会見後、取材に応じた柴田は「(新作の)方向性を聞いて、納得してもらえるものができそうだと感じました」、舘も「『あぶない刑事』ってなんでもあり」と自信を見せた。

互いへの信頼も変わらない。舘は「恭さまがいると安心する。いてくれるだけで映画が成立する」、柴田も「僕が舘さんの一番のファン。迫力、チャーミングさ、ダンディーさ、優しさ、きっと僕が一番知っている」と、37年間のバディへの思いを口にした。【小林千穂】

◆あぶない刑事 1986年(昭61)10月スタートの日本テレビ系ドラマ「あぶない刑事」は最高視聴率22・9%、88年10月スタートの「もっとあぶない刑事」は最高視聴率26・4%を記録。98年のスペシャルドラマも25・7%。映画は興収26億円を記録した87年「あぶない刑事」から、「またまた-」「もっとも-」「-リターンズ」「-フォーエヴァー」「まだまだ-」「さらば-」とこれまで7作が公開された。総観客動員数は700万人を超えている。