元乃木坂46で女優の井上小百合(28)が4日、東京・新橋演舞場で、ミュージカル「シェルブールの雨傘」の初日を迎えた。「愛」を持って行動する女性を演じる心境を語った。
「せりふが1つもなく、すごい難解な楽曲でつむがれる作品。カンパニー一同苦労しながらつむいできました」と明かし、「頼もしい京本(大我)さん、美しい朝月(希和)さん、すばらしい皆さんのすてきな部分が相乗効果であわさっている作品なので、楽しんでくださったらうれしいです」とアピールした。
1964年(昭39)に公開された同名映画が原作。日本では10年ぶりの上演となる。フランスの港町で暮らす20歳の自動車整備士、ギイ(京本)が、アルジェリア戦争の時代、17歳の恋人ジュヌヴィエーヴ(朝月)を置いて戦地に赴く。2年後除隊となり町に戻ると恋人は別の男性と結婚しパリに移住していた。井上は、悲嘆に暮れるギイに寄り添い続け結婚するマドレーヌを演じる。
井上は「この作品を通して感じているのは、人生ってすごくいろんな選択肢とタイミングと人とのご縁、出会いと別れ、たくさんあるけど、その中で誰かを好きになったり思いやったり…ってすごく奇跡的なことだと思っていて」と説明。「一緒にいられることってさらに難しい。恋と愛の違いを伝えてくれるような存在なのかなと思っています。結婚と恋愛は違うってよく言いますけど、マドレーヌは愛を持って行動できる女性なので、愛を持ってこの作品に取り組めるよう、頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。
井上は11年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格。20年のグループ卒業以降はソロの女優として活動。「ショウ・マスト・ゴー・オン」「浜村渚の計算ノート」など多数の舞台に出演している。



