女優趣里(33)が25日、都内で、主演映画「ほかげ」(塚本晋也監督)公開記念舞台あいさつに登壇し、戦争孤児を演じた塚尾桜雅(8)と現場でハマったしりとりを披露した。

趣里は現在、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜午前8時)に出演中のため、映画「ほかげ」の舞台あいさつにはこの日が初登壇となった。「スタッフさん1人1人がものすごい力をくださって、エネルギーになりました。憧れの塚本映画に出演できてうれしく思っています」と笑顔を見せた。

小学生の塚尾は趣里や共演した森山未來(39)との撮影中の思い出を聞かれると、塚尾は「駅名だけでしりとりをすること」にハマっていたと回答。趣里が「上野」と振ると、塚尾は即座に「乃木坂!」とつなぎ、観客からも歓声が上がっていた。

また、河野宏紀(27)も「どこまで行っても当事者にはなれないけど、敬意を持って復員兵が持っている心の傷についてお話を聞いたり調べたり、ショッキングな映像を見せてもらったり、やれることは全部やりました」。

同作への思いに塚本監督は「ちまたでは“新しい戦前”という言葉もあるように、不安な時代になっていますが、一般の民衆がそういう場所に行かなくて良いように祈りを込めて。体感で実感してもらえる映画を作りました。俳優さんたちが全身で演じてくれたのが1番の見どころです。祈りのような気持ちが伝わるように他の方にも伝えられたら」と語った。趣里も「1人でも多くの皆さんに届きますように願っています。今日は会えてうれしかったです」と呼びかけた。