宝塚歌劇団の25歳宙組団員が転落死した問題をめぐり、西宮労働基準監督署が11月22日に続き12月6日にも、歌劇団に立ち入り調査をしたことが15日、明らかになった。この日、劇団が、2回目の立ち入り調査を認めた。
劇団によると、労働状況についての質問に回答し関連する資料などを提出。「今後も真摯(しんし)に、適切に対応していきます」とした。
女性は9月に宝塚市内の自宅マンション敷地内で倒れているのが発見され、死亡が確認された。遺族側は長時間労働とパワハラが原因の自殺だと主張。劇団側は過重労働は認めたが、パワハラは否認。労基署は俳優らの労働実態を調べ、法令違反の有無などの確認を進めているとみられる。
またこの日、同劇団は、来年1月以降の公演スケジュールの大幅改革を発表。過重労働改善へ向けた改革スケジュールを進めていく中で、当初は来年後半以降の実施で検討していたが「過密な公演日程を緩和する上で、前倒しできるものは早めて対応することになった」と説明した。
劇団では「週10回」の公演を「週9回」とし、初日日程も遅らせるなどの改革を発表している。



