市川團十郎(46)が5日、東京・新橋演舞場で初春歌舞伎公演「平家女護嶋 恩愛麻絲央源平(おやこのきずななかもげんぺい)-SANEMORI PART2-」の公開舞台稽古を行い、長女市川ぼたん(12)長男市川新之助(10)と取材に応じた。

新橋演舞場での初春興行は恒例となっている。團十郎は「慣れることなく、新しい気持ちで舞台に立ちたい。新年初の舞台なので、大事に舞台に向かいたいと思います」と話した。

古典歌舞伎の名作に新しい解釈と演出を加え、家族、親子のきずなを描いた作品。團十郎は「(子供たちが)これ以上大きくなったらもうできなくなってしまう。この子たちとやるのは最後になっちゃうのかな」と話した。

ぼたん、新之助ともにせりふ量も多く、好きなせりふを聞かれたぼたんは「全部。刺激的です」と答え、冷静そうに見える新之助だが「いやあ、緊張はしますね」と応じていた。

團十郎は「けがなく終わってほしいなと願っています」と言い、子供たちを見やり「精神年齢は私が一番幼い」と笑った。

どんな1年にしたいかを聞かれ、團十郎は「なるべく家族と一緒に楽しい時間を過ごせるような年にしたい。やっぱり年齢も上がってくると、おのおのの時間が多分出てくると思う。ここから数年くらいまでかな、一緒に旅行に行ったりとかできるのは」と語った。

公演は6~25日まで。