歌舞伎俳優中村勘九郎(42)中村七之助(40)が23日、都内で、「歌舞伎町大歌舞伎」(5月3~26日、東京・THEATER MILANO-Za)の記者懇親会を行った。

歌舞伎町で、町の名前の由来となった歌舞伎を上演することに、勘九郎は「猥雑(わいざつ)で、人間の欲と野望が渦巻く場所は歌舞伎に合ってる。以前、(中村)獅童さんが歌舞伎を上演された時、いつか新宿のどこかでやりたいと思っていました。本当にうれしく思います」と話した。

七之助も「MILANO-Zaのお客さまと歌舞伎座のお客さまが混ざると、いい化学反応が起こるのではないかと期待しています」と楽しみにしていた。中村虎之介(26)も「お客さまの客層も普段とまた違った感じになると思うので、楽しみにしています」。

「歌舞伎町大歌舞伎」のコンセプトについて、勘九郎は「歌舞伎町という特殊な場所で、歌舞伎の魅力、底力をぶつけてみようじゃないか」と意気込みを語り、落語「貧乏神」を題材にした新作歌舞伎「福叶神恋噺」、「正札附根元草摺」「流星」のラインアップについて「肩の力を抜いて見ていただける」と説明した。

歌舞伎町の思い出を聞かれると、勘九郎と七之助はロボットレストランを訪れたことを語り、中村鶴松(28)は「歌舞伎町にはいい思い出がない」と明かした。飲食店でぼったくり会計に遭ったそうで「2時間600円飲み放題の普通の居酒屋でしたが、お会計を見たら20万円くらいになっていた。キャッチの人に服をビリビリに破かれて半分裸でタクシーに乗りました」と苦笑い。勘九郎はすかさず「今は対策もされてる。皆さん安心して来てください」と呼びかけていた。