映画「市子」(戸田彬弘監督)の杉咲花(26)が女優主演賞を受賞した。

杉咲は「すてきな賞を頂き光栄です。劇場に足を運んでくださった皆さまありがとうございます。この賞は映画に関わった皆さまと味わいたい」とよろこんだ。

メガホンを取った戸田監督も祝福に駆けつけた。杉咲のキャスティングは、戸田監督からのオファーで実現。「表現の幅を持たれている。目から引力が出ている女優さん。市子の役には必要だなと思って、ダメ元で」と杉咲の元へ、2枚の手紙を送ったという。杉咲は「監督が勝負に出ようとしている作品で求めて頂けるのがうれしいなと思いました」と回顧。ただ、代筆の手紙だったことが最近になってばれてしまったという。戸田監督は「杉咲さんのおかげで作品が大きくなっていき、杉咲さんだから評価してもらえる作品になった」と感謝しきりだった。

同作は、一人の女性の壮絶な人生を描いた物語。

 

◆主な受賞者

日本映画優秀賞「ほかげ」(塚本晋也監督)、男優主演賞「エゴイスト」の鈴木亮平、女優主演賞「市子」の杉咲花、男優助演賞「エゴイスト」の宮沢氷魚、女優助演賞「キリエのうた」の広瀬すず、スポニチグランプリ新人賞(男性)アフロ「さよなら ほやマン」、スポニチグランプリ新人賞(女性)サリ ngROCK「BAD LANDSバッド・ランズ」、監督賞:石井裕也「月」、脚本賞:阪本順治「せかいのおきく」