芸能活動58周年で歌手活動の再開を明らかにしたタレント香坂みゆき(61)が、俳優森田健作(74)がパーソナリティーを務めるFM NACK5とニッポン放送の番組に出演する。このほど、都内で収録が行われた。

香坂は、森田が最高顧問を務めるサンミュージックにかつて所属していたが、現在は独立してフリーランスで活動している。「久しぶりにお会いできてうれしいです」という香坂に、森田は「サンミュージックで初めて会った時も『かわいい子だな』と思っていたけど、今も何も変わらないな」。歌手活動再開には「チャレンジすること年齢はないからな」とエールを送った。

香坂は3歳の時にモデルビュー。「横浜のデパートでスカウトされたのがきっかけ」でモデル事務所の所属となり「小学生や中学生向けの雑誌などのモデルなどをしていました」と振り返った。当時、一緒に活動していたのが同じモデル出身の手塚理美(62)だった。

75年、中1の時に、フジテレビの萩本欽一(82)のバラエティー「欽ちゃんのドンとやってみよう!」に出演して注目を集めた。77年にサンミュージックに移って、14歳の時に「愛の芽ばえ」で歌手デビューした。「南沙織さんが大好きで、モデルで活動していた時から歌手デビューするのが夢だったので、すごくうれしかった」。その一方で「事務所の中では桜田淳子さんが大人気で、当時はカンコー学生服さんのCMに出演していたのですが、その桜田さんの後を受けて78年からは私が太川陽介さんと一緒に出させていただいたんです」と話した。

香坂が「モデル時代も含めると58年になりますね」と言うと、森田は「俺は今年で55年だよ。ということは、芸能界のキャリアでは俺よりも先輩だってことだな」と笑った。

歌手デビューして8年目の84年、大貫妙子作詞、EPO作曲の通算17枚目のシングル「ニュアンスしましょ」が資生堂のキャンペーンCMソングに起用されて念願のヒット。「大貫さんからは『言葉をきちんと伝えられるように歌ってね』とアドバイスされました。資生堂のキャンペーンソングにもなったこともヒットの要因になったと思いますが、寝る時間もないほど忙しかったことを覚えています。でも、毎日が本当に楽しかったですね」と笑顔を見せた。

その後、87年以降は結婚や育児など私生活で歌手活動から遠のいていたと言うが、17年に歌手デビュー40周年のタイミングでライブを開催、昨年も還暦ライブを行った。

「一時は精神的にも『歌はもう無理』という時期もあったのですが、YouTubeをやったり、ライブの計画をしている中で精神的にも『仕事として歌うことが辛かったのだと思う。でも、やっぱり歌いたい』『やっぱり歌は大好きなんだな』って思うようになってきたんです」と、歌手活再開への思いを語った。

28日に「黄昏と切なさと」と「風にまかせて」の新曲2曲をデジタルリリースする。「黄昏と切なさと」は、吉元由美の作詞で「新しい靴を履いて、どこまでも出かけよう、忘れかけていた夢をもう一度思い出して。自分のために生きていこうという決意を歌ったもので、私の今の心情にピッタリ」。また「風にまかせて」は香坂が初めて作詞した。「79年に出したデビュー初のフォト&エッセー集と同じタイトルにしました。きっと明日もいい日だよって肩を抱かれた気がしたんです」と話した。

FM NACK5「青春もぎたて朝一番!」が3月10日、ニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」は同18日に放送予定。