英王室のチャールズ国王(75)の妻カミラ王妃(72)が、公務から離れて11日まで休暇を取ることが明らかになった。先月5日にがんを公表した国王は、表立っての公務を休止し、治療を受けながら文書業務や謁見など君主としての役割のみ続けている。

一方、ウィリアム皇太子の妻キャサリン皇太子妃も1月に腹部の手術を受けて以降、公の場に姿は見せておらず、自宅静養を続けており、公務復帰は4月以降になるとされている。皇太子は、家族を支えるため公務を減らしている。

そんな2人に代わってカミラ王妃は、単独でウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で執り行われたギリシャの元国王コンスタンティノス2世の追悼礼拝に出席したり、英国を訪問したウクライナのゼレンスキー大統領夫人オレーナ・ゼレンスカさんをもてなすなど精力的に公務を行っている。

国王が前立腺肥大の手術を1月に受けて以降、王妃は単独で13の公務をこなしてきたという。国王に代わって王室公務を率いてきた王妃は、国民の反応に勇気づけられていると関係者は英サンデー・タイムズ紙に語っており、王室のために必要なことは何でもする用意ができていると述べている。

英デイリー・メール紙によると、多忙を極めた王妃は自身の家族と数日間プライベートな時間を過ごしたあと、4日にプライベートジェット機で休暇先に向かうという。また、ミラー紙も「海外で、日光浴をする」と伝えており、太陽の下でエネルギーを充電するための時間を過ごすと報じた。「休暇とリラックスする時間が必要」だと国王も公務から離れて休みを取るようすすめたはずだと、英王室作家のイングリッド・スワード氏は述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)