テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)が26日、放送された。ドジャース大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、元通訳の水原一平氏(39)が違法スポーツ賭博で450万ドル(約6億7500万円)の借金を抱えて大谷の銀行口座から返済が行われ解雇された一連の騒動に関して会見で声明を発表したことを特集した。

元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏(52)は大谷の会見内容について「思った以上に踏み込んでしっかり話してくださった。メモがあるっておっしゃってましたけど、決してメモを読み上げるのではなく、大谷さんの言葉で話していて」と感想を述べた。

さらに「ところどころ感情を抑えているけど出てくるところがあって、主語が不明瞭なところがありましたよね。それは自分の中の思いを語りたくて、うまく言えなくて、通訳の方が確認しながら通訳していたところがあるのを見ていても、これでうそをついているようには見えなかったし、大谷さんが自分が言いたかったことを丁寧にお話しした。ただ、いつもより早口だし、いろいろ手を動かしているのを見ると、ものすごく緊張した中でお話ししているなという印象を受けました」と語った。

大谷は会見内で、自身の賭博への関与は一切なく、お金が送金されたことを開幕戦直後のミーティングで初めて知ったと明かした。「僕自身は、何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したことももちろん全くありません」と関与を完全に否定。「数日前まで彼がそういうことをしていたのも全く知りませんでした」と明かし「彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、みんなにうそをついていたというのが結論」と話した。