俳優遠藤憲一(63)がガチで料理に挑戦するBS朝日の“自炊ドキュメンタリー”「きっちりおじさんのてんやわんやクッキング」が、4月21日から毎週月曜午後10時30分からのレギュラー番組へと昇格する。
初回放送は24年6月。これが好評となり同12月、2週に渡って放送され、その際に取材会が行われた。その時おじさん記者が率直に感じたことをこの番記者コラムで書いた。
今回のレギュラー化にあたり、番組の収録取材会に参加させていただいた。すると、な、なんとそのコラムを読んだ本人から「すてきな記事をありがとうございます」と、面と向かってありがたいお言葉をいただいたのだ。
これはごく希な経験。少なくとも、おじさん記者は2回目。ちなみにもう1回は元光GENJIの大沢樹生だ。おじさん記者の携帯を調べた大沢から直接連絡をいただき、「どうしても御礼を伝えたかった」と、最高の賛辞をいただいた。
話を元に戻すと、おじさん記者が指定された時間に収録スタジオに到着すると、スタジオはもぬけの殻。「ここで間違いないよな…」と中をのぞくと、留守番していたスタッフが対応してくれた。だが、開口一番「すみませんが、きっちり1時間押しています」との事だった。
この日は2週分を収録。つまり、初回放送分で1時間押したことになる。同番組はレシピ本を見て用意する食材や食器、はたまた調理器具を商店街で調達するところから密着。実に拘束時間が長く、今風に言えばタイパが悪い。しかもレギュラー枠は30分ということで、恐らく裏で編集スタッフは、捨てがたいシーンと格闘することになっていると思われる。
買い出しから戻った遠藤は、スタッフからこの日取材に来ていた4人の記者を紹介された。すると、真っ先におじさん記者の前へと歩を進め、軽く頭を下げると、冒頭の言葉を言ってくれたのだ。
おじさん記者は前回、20人ほどの取材会で1問聞いただけだったので、絶対に覚えていないと思っていた。その結果、「あっ、いえ、こちらこそありがとうございます」と、しどろもどろに。だがこれは“きっちりおじさん”の一面に触れる貴重な体験となった。
そして、収録を見学していて気付いたのが、料理初心者にもかかわらず、料理をしながら片付けも同時に行っていたことだ。確認すると「使い残したものとかがガチャガチャしてくるのがあんまり好きじゃない」とし、「食べ物なので、間違えて使って味が混ざるのもイヤだなと。性格ですよね」と話した。まさに、番組タイトル通りだった。
“俳優”ではなく“人間”としての遠藤憲一に触れられる番組となりそうだ。そしておじさん記者はこの2回の取材で、すっかりファンになった。【川田和博】



