堺正章(78)高橋克典(60)らが所属する大手芸能事務所「ケイダッシュ」川村龍夫代表取締役会長の通夜が5日、東京・護国寺桂昌殿で営まれた。タレントや関係者が多数参列し、川村さんとの最後の夜を過ごした。
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祭壇に掲げられた遺影の川村さんは、笑顔だった。16年6月、千葉・浦安の三社祭でおみこしを担いだときの写真で、お気に入りの1枚だったようだ。
祭壇は白を基調にしたシンプルかつスタイリッシュなしつらえ。花はダリア、バラ、コチョウランを主体に、落ち着きがある中にも華やかさを感じさせた。通夜が始まるまでは、BGMとしてアントニオ猪木さんのテーマ曲「イノキボンバイエ」が流された。
午後6時から通夜が始まると、BGMは川村さんが関わったブルー・コメッツ「ブルー・シャトウ」や川村さんが愛したフランク・シナトラらの楽曲が流された。
通夜後、取材に応じた堺は、川村さんを「大きい部分と細かい部分が同居する、まか不思議な人間でしたね」と表した。また「思い込みが強い人間だった」という。川村さんの勘違いエピソードを紹介した上で、「思い込みを信じて伝えるから、相手も伸びていく。無から有を生む芸能界には向いている人間だった」と称賛。「もったいないね。もっともっと、新しい人を輝かせてほしかったね」と惜しんだ。
渡辺謙(65)は「危機的状況を助けてもらった。今があるのは川村さんのおかげ」と振り返り、「あの顔で笑われると、常に背中を押してくれた感じでした」としのんだ。
川村さんは7月30日、出張先で逝去。84歳だった。同事務所は詳細を発表していないが、関係者によると、出張先の京都で亡くなった。同29日夜は元気な様子だったが翌日、ホテルのチェックアウト時間を過ぎても姿を見せなかったことからスタッフが確認すると、部屋で息を引き取っていたという。【川田和博】



