人気グループ「BTS」が所属する韓国の大手総合エンターテインメント企業HYBE(ハイブ)創業者で取締役会議長のパン・シヒョク氏(53)が15日、ソウル警察庁金融犯罪捜査隊で資本市場法違反の疑い(詐欺的不正取引)で取り調べを受けた。午前10時から始まった事情聴取は午後11時47分頃まで続き、14時間ほどがかかった。韓国メディアが報じた。

聴取を受ける前、パン氏は「私事で、ご心配をおかけして申し訳ないです。今日の調査に誠実に臨みます」と頭を下げた。報道陣から「IPO手続き中に持ち分を売れと言ったのが正しいのか?」「上場計画がないと言ったのが正しいのか?」などの質問が出たが「調査で申し上げます」と答えた。

14時間に及ぶ聴取後、パン氏は、報道陣からの「1900億ウォン(約190億円)不当利得と関連してどんな点を疎明したのか?」「利益金目的で上場しなかったという偽りの情報を伝えたのが正しいのか?」などの質問には答えずに帰宅した。

韓国メディアのエキスポーツは16日「警察の取り調べの争点は故意性だ。パン氏は19年、HYBEが上場する前に、既存投資家に企業公開・上場(IPO)計画がないと偽り、HYBE役員が出資、設立した私募ファンド(PEF)が作った特殊目的法人(SPC)に持ち分を売るようにした疑惑(資本市場法上詐欺的不正取引)を受けている」と報じた。